DC療法(樹状細胞療法/Dendritic Cell Therapy)は、個別化された免疫療法の一つです。本療法では、免疫系に関与する樹状細胞を用い、T細胞ががん細胞を認識しやすくなるよう働きかけることが目的とされています。
これにより、免疫機能が本来持つ異常細胞の識別能力に関与し、長期的な免疫防御力の維持・向上が期待されます。
DC療法については、従来の治療との違いに関して多くのご質問をいただきます。化学療法や放射線療法と比較した場合、本療法には以下のような特徴があります。
免疫システムががん細胞を認識し、攻撃する働きを促します。
場合によっては、腫瘍の増殖を抑え、生存率の向上に寄与する可能性があります。
再発や転移の予防を目的とした取り組みの一環として位置づけられます。
患者様一人ひとりに合わせた、身体への負担が比較的少ないがん治療の選択肢を提供します。
オンラインまたは対面にて実施(英語・日本語・中国語に対応)。
免疫状態の確認および感染症のスクリーニングを行います。
クリニックにて約32mlの血液を採取します。
樹状細胞にがん抗原を取り込ませ、がん細胞を認識・標的とする能力を高めます。
約14日後、リンパ節領域への注射により、樹状細胞を体内へ投与します。
多くの患者様において、DC療法は比較的良好な耐容性が報告されています。考えられる副作用としては以下が挙げられます。
これらの症状は一般的に軽度であり、24時間以内に自然に軽快することが多いとされています。
研究において、DC療法は一部のケースで腫瘍の増殖抑制や生存期間への影響、再発リスクへの関与が示唆されています。ただし、効果はがんの種類や進行度によって異なり、個人差があります。
はい、可能です。DC療法はANK細胞療法と併用されることがあります。DC細胞は免疫系ががん細胞を認識する過程に関与し、NK細胞は異常細胞の排除に関わるとされています。これらを組み合わせることで、免疫応答全体に関与する可能性がありますが、具体的な治療方針は医師の判断によります。