幹細胞療法

幹細胞療法とは?

幹細胞治療は、体が本来持っている「再生能力」を活用し、損傷した組織の修復・代替・回復を目指す治療法です。M再生クリニックでは、ご自身の脂肪組織から採取した脂肪由来幹細胞(ADSC)を使用します。これらの細胞は、さまざまな細胞へ分化する能力を持ち、炎症を抑制し、治癒を促進する成長因子を分泌します。

症状に応じて、幹細胞は以下の2つの方法で投与されます:

  • 静脈点滴(IV Infusion):幹細胞を全身に行き渡らせ、エイジングケアや免疫バランスの調整、全身の再生をサポートします。
  • 局所注射(Local Injection):関節・皮膚・臓器などの患部に直接投与し、集中的な修復と回復を目指します。

なぜ幹細胞治療なのか?

「他の治療法と何が違うのですか?」というご質問をよくいただきます。症状を一時的に抑える治療とは異なり、幹細胞療法には以下のような特長があります:

  • 再生のサポート:損傷した細胞や組織の修復を促し、本来の回復力を引き出します
  • 炎症の調整:局所だけでなく全身の炎症バランスを整えます
  • 回復プロセスの促進:サイトカインや成長因子により、治癒をサポートします
  • 循環の改善:血流を促進し、組織への酸素供給を高めます
  • 免疫バランスの調整:免疫機能を整え、慢性的な不調の改善をサポートします

期待される効果

静脈点滴(IV)

エイジングケアと活力の支援:
全身のコンディションを整え、活力維持をサポートします

免疫バランスの調整:
免疫機能のバランスを整えます

全身の炎症ケア:
慢性的な炎症の軽減をサポートします

慢性疾患へのサポート:
糖尿病、自己免疫疾患、神経変性疾患などに対する補助的アプローチ

局所注射

関節痛・関節炎のケア:
軟骨や組織の修復をサポートし、炎症の軽減を目指します

回復サポート:
スポーツ外傷や術後の回復過程を支えます

肌のエイジングケア:
顔や頭皮のコンディションを整えます

毛髪ケアサポート:
幹細胞培養上清液との併用により、頭皮環境の改善をサポートします

治療の流れ

事前準備

Step 1.

カウンセリング

オンラインまたは対面にて実施(英語・日本語・中国語対応)。

Step 2.

血液検査

感染症スクリーニングが事前に必要です。

治療プロセス

Step 3.

脂肪採取

腹部または太ももから、約20ccの脂肪と血液を採取します。

Step 4.

細胞培養

無菌環境のラボにて幹細胞を培養・活性化し、安全性確認後に投与の準備を行います。

Step 5.

幹細胞投与

採取から約45日後、静脈点滴または局所注射にて投与します。

FAQs

幹細胞とは?

幹細胞(かんさいぼう)は、体内に存在する「自然の修復細胞」です。損傷した組織の再生を促し、炎症を抑え、治癒や回復をサポートする役割を担っています。

当院では、患者様ご自身の脂肪組織から採取したヒト由来間葉系幹細胞(MSC)を使用しています。

すべての幹細胞は、当施設のGMP準拠ラボにて、培養・増殖・品質管理が行われており、完全なトレーサビリティ(追跡可能性)と安全性を確保しています。

各バッチにおいて、以下の検査・工程を実施しています:

  • GMP基準による培養・増殖
  • 生存率試験(細胞の活性確認)
  • 無菌試験およびエンドトキシン試験
  • マイコプラズマ否定試験
  • 感染症スクリーニング(B型肝炎、C型肝炎、HIV、梅毒)

はい、幹細胞治療は非常に安全性が高いと考えられています。特に、ご自身の細胞(自己細胞)を使用する場合、拒絶反応や副作用のリスクが大幅に抑えられます。

すべての工程は、厚生労働省の安全基準に基づき厳格に管理された当施設内のGMP準拠・ISOクラス1のクリーンルームにて行われます。これにより、細胞の加工、品質、無菌性、およびトレーサビリティ(追跡可能性)における完全な管理体制を徹底しています。

ほとんどの患者様において、副作用は極めて軽微かつ一時的なものに限られます。

幹細胞治療は、以下のようなお悩みをお持ちの方に適しています:

  • 関節炎、関節の痛み、またはスポーツによる怪我でお悩みの方
  • アンチエイジング、活力向上、ウェルネスの増進を求める方
  • 慢性的な炎症や自己免疫疾患のある方
  • 肌の若返り(リバイタライゼーション)や毛髪再生に関心のある方
  • 従来の治療法を超えた、高度な再生医療を検討されている方

以下に該当する方は、治療の対象とならない場合があります。

  • 活動性の感染症を有する方
  • 特定のがんを患っている方
  • 重度の免疫疾患をお持ちの方

治療の可否については、医師による十分な診察および評価が必要となります。

主な適応例として、以下のようなものがあります。

  • アンチエイジング・肌の若返り
  • 発毛・育毛ケア
  • 関節痛の改善および可動性の向上
  • 免疫機能のサポート
  • 疲労回復およびウェルネスの最適化

幹細胞は、細胞の生存率と有効性を維持するため、–80°Cで超低温保存(凍結保存)されています。投与の直前に解凍することで、最大限の活性状態を保ったまま提供されます。

低侵襲(体に負担の少ない)な処置により、ごく少量の脂肪組織を採取し、そこから幹細胞を抽出します。

施術自体の所要時間は、通常 10〜15分程度 です。ただし、事前のカウンセリングや準備に別途お時間をいただきます。また、施術後は安全を確認し安心してお帰りいただくため、館内にて 1時間程度の休息と経過観察 をお勧めしております。

痛み、活力、または肌質の改善については、多くの患者様が 2〜4週間以内 に変化を実感し始めます。細胞の再生による本来のメリット(再生効果)が最大限に現れるまでには、通常 2〜3ヶ月 かかります。

効果の持続期間は、治療する症状やライフスタイル、全体的な健康状態によって異なりますが、一般的には 6〜12か月 です。

治療計画は、事前のカウンセリングをもとに、お一人おひとりの状態や目的に合わせて個別に設計いたします。

  • 静脈内点滴 (IV) : 全身の健康、アンチエイジング、免疫に適しています。
  • 局所注射:特定の部位(顔、関節、筋肉、頭皮など)へのターゲットを絞った治療に適しています。

大きなダウンタイムはありません。ほとんどの患者様は、2日以内に通常の日常生活に戻ることができます。

はい。幹細胞治療は、以下のメニューと安全に併用いただけます:

  • PRP(多血小板血漿)
  • ペプチド療法
  • 疲労回復点滴
  • ビタミン点滴
  • 幹細胞培養上清液などの他の再生医療

費用は以下の項目によって異なります:

  • 投与量
  • 治療の種類
  • 対象部位

医師による診察後、一人ひとりに合わせた個別のお見積りをご提示いたします。